1.子どもの課題や困難さに気づく手立てとアセスメント
宮崎大学大学院教育学研究科 教授 戸ヶ崎 泰子先生
2.見えにくい発達凸凹の世界 -凸を伸ばし凹をサポートする支援計画-
星槎大学総合キャリア支援センター 特任准教授 三森 睦子先生
10月14日(土)宮崎大学附属図書館3階のhidamariでの開催となりました。
会場や設営について多大なご協力をいただいております、宮崎大学障がい学生支援室の楠元准教授 並びに 宮崎大学附属図書館様に心より感謝申し上げます。
講師の戸ヶ崎泰子先生、三森睦子先生(東京からお越しいただきました)におかれましても、ご多忙の中講師をお引受けいただき素晴らしいご講演を賜りまして誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます!
参加者は、1・2コマ延べ106名の参加となりました。
遠くは延岡市、都城市、日南市、串間市等からお越しいただいています。
子ども達の困り感を理解し支援スキルを高めたいという姿勢で受講されていることが伝わってきます。
受講された皆様に出逢う子ども達・大人達が共に成長していかれる姿を想像すると本当にワクワクします。
ありがとうございます!!
ーこの事業は、宮崎県人権啓発推進協議会委託を受けて運営していますー
宮崎大学大学院 教育学研究科
教授 戸ヶ崎泰子先生
・主訴とはなにか
・子どもの課題や困難さに気づくための基本的な考え方
・有効な支援に結びつく丹念な実態把握・見立て
・演習:行動観察項目の作成
星槎大学総合キャリア支援センター
特任准教授 三森睦子先生
・凸凹は才能!脳の多様性を生かすには
・なぜ見えにくい、理解されにくいのか?:事例紹介
・背景に何があるか考えて配慮しよう:氷山モデル
・脳の多様性(ニューロダイバーシティ)
・自尊心を失わないために:ポジティブな自己理解と合理的配慮
参加者の感想
講座1「子どもの課題や困難さに気づく手立てとアセスメント」
宮崎大学大学院教育学研究科 教授 戸ヶ崎 泰子先生
主訴の大切さに改めて気が付けました。
誰が困っているのか、大人・支援者が困っている話にすり替えないように気を付けなければと感じた。憶測で話をするのではなくしっかり本人の言葉を聞いて確認することをおろそかにしない様にしていきます。
アセスメントをしっかりする、やり方・考え方がずれていないか再チェックが必要。「発達障がい」という名前が実態把握にはならない。
しっかり心に留めたいと思う。
先生の実践例を挙げられたお話はリアルで非常にわかりやすく、共感することも多かった。
学生時代と違って、社会人になってある程度経験した上で受ける講義はとても興味深く、今日からでも実践できる内容でとてもためになった。
先生や保護者の主訴と子どもの主訴は必ずしも一致していない。今までを振り返ると思い当たることがあり気が付かされました。
見立てをする際の基本的な情報収集の大切さが理解できました。
講座2「見えにくい発達凸凹の世界 -凸を伸ばし凹をサポートする支援計画-」
星槎大学総合キャリア支援センター 特任准教授 三森 睦子先生
自己肯定感について、ポジティブな事だけでなく凸凹全てを全部認める事が大切だとわかった。凹は訓練ではなくサポートでよいという考え方はハッとさせられました。
多様性を当たり前にという言葉が印象に残った。
自尊心を損なわないためには、ポジティブな自己理解を大切に「can~with」の考え方を意識して、今後利用者さんに向き合いたいと思いました。
先生のお話全てに納得しすぎて泣きそうでした。
もっともっと話を聴きたいと思いました。時間がたりないぐらいでした!
先生の仰ることに頷くばかりでした。
解りやすい事例の紹介でよく理解できました。
生き辛さの背景に何があるのか。1コマ目のお話とつながる部分も多く今日1日の講座でしっかり頭に入りました。
詳細をメールでもご案内します。
11月1日までに
メールが届かない場合は事務局まで
お知らせください