今年度の生活・学習サポーター養成講座は、約3年ぶりに対面講座でスタートとなりました!
- 発達障がいと生きづらさとの関係ー発達凸凹疑似体験ー 一般社団法人みやざき子どもサポートリンク 辛島育代
- 多様な人が幸せに生きるヒントー私の経験談ー 合同会社CYL代表 井下善博
- 「赤裸々に語る当事者の本音ー先天性障害の私ー」株式会社ボラシェア企画室 IT事業促進部門 星崎大典 「赤裸々に語る当事者の本音ー中途障害の私ー」株式会社ボラシェア企画室 ハローダイレクト部門・Child事業部門・就労移行支援事業部門 平田清志
第1回目は当事者性をポイントにした内容としました。1コマ目の疑似体験では、参加者が困り感を体験できる仕掛けや課題の提示を行いました。困り感を一人で抱え込むのではなく、お隣の方と相談したり助け合えるように初めに自己紹介ワークを取り入れました。盛り上がって楽しそうにされている様子がとても嬉しかったです。
対面講座ならではの楽しさですね♪
2コマ目は、井下講師の経験談。緻密に分析された自己理解、社会との兼ね合いを試行錯誤してこられた経験、自己と社会の距離の最適解を見つけてこられた貴重なお話でした。聞かなければわからかった等と、目からウロコの気づきを書かれた方が多かったです。講座終了後は井下さんに声をかけられるかたも多くいらっしゃいました。貴重なお話をありがとうございました。
3コマ目は、星崎講師・平田講師の赤裸々なお話。先天性障害・中途障害ということでそれぞれ違う経験をされた人生ヒストリーをお聴かせいただきました。 一生懸命に向き合って、葛藤して、そして自己理解・自己開示へと進まれてきたこと。現在、さまざまな工夫をしたり、職場の支援を得ながらお仕事に邁進されている様子、会社のイベントを経験しさらに成長されているお話は参加者の心に大きく響き、熱い感想が寄せられました。貴重なお話をありがとうございました。
参加者の感想(一部抜粋)
理解できるかできないかよりも、まず理解しようとする姿勢や気持ちが大事だと思った。
あたりまえは、あたりまえではない例題にハッとさせられた。
疑似体験を通して困っている子の気持ちを感じることが出来た。
ASDに気づき、自分自身を理解されてわかりやすくお話されたので、支援の重要性を再確認した。素晴らしい自己分析だと思った。
失敗しないように初めから周囲が支援するのではなく、悩んだ時に相談できる環境づくりという言葉は、これからの子育てに活かしていこうと思いました。
発達支援には自分研究が大事になると言われているのは、こういう事か、、と思って聞きました。お話を伺って目からウロコでした!
中途障害として受け入れることの難しさがわかり苦しかった。「受け入れることからスタート」「壁を作っていたのは実は自分だった」の言葉が印象に残った。
ご参加いただいた皆様、感想レポートも誠にありがとうございます! 保護者、保育、教育、福祉、行政等の様々な分野の方からお申込みをいただいており、多職種連携の面からも様々な参加者が一緒に受講できる機会となったことが嬉しいです。 講座期間を通して、参加した皆様が満足できる学びの機会となるようスタッフ一同努めてまいります。