宮崎市長は令和6年2月2日の定例記者会見で、学びの多様化学校の令和7年度中の開校を目指すと発表しました。
宮崎市webサイト:https://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/mayor/conference2/367411.html
不登校児童生徒等の実態に配慮した特別の教育課程を編成する必要があると認められる場合、特定の学校に置いて教育課程の基準によらずに特別の教育課程を編成することができる特例については、平成17年7月から文部科学大臣の指定により行うことが可能となっています。
文部科学省webサイト:https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1387008.htm

令和3年度の義務教育段階における不登校児童生徒数調査では、宮崎県内でも不登校児童生徒数は小学校が560人、中学校が1,284人で、いずれも2010年度以降で最も多くなっています。
2023年7月に宮崎市議会は不登校児童生徒に対して多様な学習機会の確保のための経済的支援制度の確立を求める意見書を提出していました。
https://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/parliament/written_opinion/353631.html
本来、学ぶことってワクワクしてとっても楽しい事。
それなのに、現在の学校教育システムが、このように沢山の不登校児童生徒を生んでいるということは、大人の側が今一度立ち止まって考えなおす時期に来ていると言えます。
是非、不登校の学生、保護者、教職員、民間支援団体等の意見も幅広く聴いた上でハード、ソフト面両方で充実した「学びの多様化学校」が設置されることを期待しています!!