すべての講座を無事開催いたしました
参加者の皆様、11名の講師の先生方、誠にありがとうございました。
毎年開催して好評をいただいております「生活・学習サポーター養成講座」は、今年度から、子育て中の方や遠方の方にも無理なく受講していただきたいと考え、初めての試みとして、リアルタイムZOOM・オンデマンド配信等を致しました。小さなお子さんを育てている方や、週末にお仕事のある方に好評でした。
この講座は、困難さを理解して関わるサポーターを増やす事を目的として開催しています。
困り感のある子どもたちが成長する過程で、一人以上の大人の理解者に出逢って欲しいためです。
自身の困難さがどこから来るのかさえ分からない子どもたちは、不安と焦りを抱えています。
困難さを理解してもらえ、サポートされる経験があれば安心と希望に繋がります。
出来る事と出来ない事は、どちらも同等に大切な事であり決して優劣ではありません。
サポート付試行錯誤が当たり前となり、可能性に満ちた子どもたちが自信と誇りを失わずに成長して欲しいと願っています。
受講して下さった お一人お一人が、子ども達の理解者です。 家庭で地域で学校で活かしていただけることを願っています(^^)
沢山の講座の中から、この講座を選んで受講して下さいまして、誠にありがとうございました💗


2024年11月3日
本音で語る脳性麻痺の私のライフストーリー
参加者の感想

侑果さんのお話を伺って、自分が子どもたちに対して良かれと思って発した言葉が、実は心を傷つけていなかっただろうかとこれまでのことを見つめ直すことができました。
また、障害児を取り巻く環境がよくわかり大変勉強になりました。 ありがとうございました。



まずは、この講座自体がとても衝撃的(知らな過ぎる情報が溢れていて)でした。
脳性麻痺の方が大学(現在は大学院)に通われていらっしゃると言う事実。また、学ぶ気持ちがあれば「誰でも」学ぶことが出来る環境が身近にあるという発見。
「特別支援学校」(高校卒業にはならない点は知っていたが)を卒業したあとの進路の「狭さ」。まだまだ私たちが「知らない事実&知るべき実態」があるなぁ〜、とあらためて考える機会を与えて頂いたことに感謝でした。
何より、講師の「前向き」で「明るい性格」に「これからの多様性社会」への可能性を感じました。もっともっとたくさんの方に色々知っていただきたい気持ちと、その一端を「自分も担えたらなぁ」と希望が持てました。



補講動画で受講させて頂きました。橋口さんの思い、考えを率直に聞く機会に参加できとても貴重経験をさせて頂きした。
子どもアボカシーと言う言葉も初めて耳にしました。 子どもが話したい事を自ら話せるように支援する、状況を見て勝手に判断したり決めつけるのではなく、これって本当に大事なことだなぁと改めて思いました。
子どもの権利を守るため、まずは子どもの声を聞く!とても印象に残った言葉です。
2024年11月24日
インクルーシブ教育と個別最適な学び
参加者の感想



子どもたちと関わる中で、この子、あの子は、いつも集中力が足りないなと感じることが多々ありました。
今日の西永先生のお話を聴き、できないことをやらせているからなのか!と視点を変えるきっかけになりました。
障害の有無に関わらず、個別最適な学びがいかに大切であるかをわかりやすくお話くださりありがとうございました。



今回の講座も、さらなる学びがありました。
「できない貯金」。確かに!と納得でした。私たち「大人」も、出来ないことに対しては消極的(自分が興味のあることなら別だが)なのに、子供なら「なおさら」のこと。うんうんと1人頷きながらお話を聞いておりました。
また、ニューロダイバーシティの言葉の考え方に同感です。
一人ひとりの「やりたいこと」がその子の「やりたい形」で実行できることが叶う社会になるといいな、と思いました。
私の「力」が、その社会を作る一助になれば、この講座を受講した意義があると確信しています。
西永先生ありがとうございました。みなさんも、お疲れ様でした。



日本の学校教育は、一律に一斉に授業を進めていく為、概念を理解して学んでいく余裕がなく、とりあえず覚えさせられ、理解したつもりになっている子も少なくないと思います。
また、お話にもあったように、できない貯金をたくさん増やす結果となり自信をなくしてしまう教育法を変えていく必要があると思います。
講義ではインクルーシブについて、具体的に身近な例を出してお話ししてくださったので、とてもわかりやすく、外言内言のお話、逆さ認知など、どれも印象に残ることが多い内容でした。




2024年12月7日
発達特性の理解とカウンセリングマインド
参加者の感想



褒めるついでに小言をいわない、これにぎくっとしました。
よく言ってるかもと反省しました。
シンプルにできたことを褒める、それだけでいいんだと再認識しました。
曖昧な指示も、だから子供に伝わらないことがあるのかと、また再認識でした。



相談者に対して、「自分の経験で話さない。」という言葉に納得しました。解決策を急ぐあまり、ついつい自分の経験値で話をしてしまいがちでしたが、それはあくまでも私の経験なので、相談者にとっては求めているものが違うためなんの解決にもならないことに気付いたところです。
「共感・受容・傾聴」を常に心がけていきたいと思います。



カウンセリングマインドを詳しくお教えいただき大変勉強になりました。
発達障がいのあるなしに関わらず、子育てをしている保護者は皆知っておいた方がよい話題ではないかと思いました。
また、お小遣いと行動契約のことも、是非試してみたいです。
2024年12月7日
多様な人が幸せになるヒント
参加者の感想



ご自分が発達障害と知ってからの事を分かりやすく説明されててやはり大人だと問題行動の前後の振り返りや取組が自己解決できる部分があるが子供には周りの方の冷静な観察、取組が大事なんだと思いました。



大人になるまで自分の発達特性に気付かなかったということで、他人から指摘を受けたとき怒りや不安など様々な葛藤があったのだろうなと思いました。
そのことを認めて生き生きと仕事をされていて、発達特性を自分や周りの人が理解をすることの大切さがわかりました。



私も同じ特性を持つので共感する所が多かったです。
講座と言うとっかかれない事にチャレンジしたいと思った理由は、発達障害を発信して特性のある子供達の将来、理解者を増やして生きやすい世の中にする事が目標です。




をわかりやすく解説され大変好評でした。
LDへの支援の実際 具体的支援方法、支援グッズの紹介
参加者の感想



「私たちの教え方で学べない子には、その子の学び方で教えよう。」という言葉が印象に残りました。
今日は児童の特性に応じた教材や指導方法、またアセスメントについて講義して頂き参考になりました。
「その子の学び方で教える」ためには、指導者が対象者の困難を分析しいくつもの指導方法の中から合った方法で取り組ませることが、瞬時にできる力も必要となるので、私自身まだまだ学びが必要だと感じたところです。子ども達にとってかけがえのない1時間の中で、充実した指導ができるようにしていきたいと思います。



決定的な診断がついてないけれど、普通学級で過ごせている子供の中でも、特定の部分が極端にこなせない子が紛れているという事。
誰でも得意や不得意はあるとは思いますが、それで学習のつまずきから先の将来にも関わってくると思うと、つまずきにどれだけ気付いてあげられるか、いつ気がついてあげられるかも重要な気がしました。
特別支援教育士の先生方の支援は個性にあった方法で、とても丁寧に取り組まれている事が分かりました。
いわゆるグレーと言われる子供が実はたくさんいて、その子供それぞれがいろいろとつまずくと思いますが、その時に必要な手が差し伸ばせられるように子供に関わる大人は、そういう知識を持って子供達に関われたらいいなぁ、と感じました。




2025年1月11日
宮崎県の特別支援教育の現状と課題(高校含む)
2025年1月11日
子ども・青年たちの得意と苦手を把握するアセスメント
参加者の感想
参加者の感想



県立高校に拠点校ができたこと、2年かけて教職員の研修が必須になったことを知り、宮崎県の学校教育でも特別支援教育が進んできたのだなと思いました。知識や体制だけでなく、実践的に特別支援教育に取り組むことに、期待しています。



凸(才能・得意)を伸ばし育てる、凹(苦手・不得手)をサポートする2E教育をどれだけの人が実践できているのかなと考えさせられました。
身近でよく耳にするのが「〇〇が出来なくて困ってる」だとか「もっと〇〇が出来ればいいんだけど…」という言葉で、凹部分に焦点を当てている親御さんが多いなと感じます。
発達障がいがあったとしてもなかったとしても、2E教育はこれからどんな子供たちにも必要な事ではないかなと感じました。
特に凹部分で叱責されてしまった子供たちはその後自信をなくす可能性が高くなると考えます。



貴重なお話をお聞きできて学び深いものとなりました。
支援はより充実させた方が良いが、特性が様々なので、先生方の負担も大きくなり難しい問題だと感じました。



ニューロダイバシティ、ヒトの脳は多様であるという考え方。
発達障害は神経生物学的障害でありつつ心理、社会的要因の関与が示唆され、最も有害な影響は自尊心を失うこと。
この言葉はとても印象に残った。今回の講座は三森先生はじめ、皆さんのお話も聞けて自分の中で理解出来ない事、疑問に思ってた事等、胸のつかえが取れる講座でした。




2025年2月1日
宮崎県の特別支援教育の現状と課題
2025年2月1日
児童精神科医の診察室から
-発達障害を理解するために大切な事-
参加者の感想
参加者の感想



宮崎市の取り組みや現状がわかりました。
同じ物事をいろんな角度から見るお話はこれまで何度となく聞いてきましたが、先生より大変わかりやすくお話しいただいて、今回あらためて腑に落ちるところがありました。
学校教育と支援教育はイコールというわけではないことを思うと、学校教育の現場に大変さはあると思いますが、リテラシーの向上が図られ、より適切な合理的配慮がなされることなどを期待します。



大平先生の講座は、今回が2回目でした。
まず、びっくりしたのは「薬物利用」についてのデータでした。市販薬のオーバードーズが未成年での割合のかなりを占めている現実。手軽に手に入るからこそ「危険性」が高く、また「身近なところでも」起こりうる可能性がある、と思います。宮崎県の自殺率がまた「上がった」と見聞きするたび、若い方たちの「未来」がなくなっていく感があります。



物の見方、色んな方向から見ることについて。目の前に見える現状だけではなく、見えない方向からの見え方も考えてみる。
自分をさらけ出す、コミュニケーションをとる。
子供は減ってるのに、支援学級が増えてる現状。
生活学習サポーターという、お仕事があることも初めて知りました。少し興味があるし、1人の親として、我が子も、よその子も、子供たちが心から、学校楽しい!居場所が楽しい!と言って笑ってくれることを夢みている
ので、私にもできることがあるかもと思えた講演会でした。



医療・福祉・教育など、それぞれの立場でできることが違うと言っていましたが、医療や心理の講義を聞くことで、見えている部分だけではなく見えない部分(氷山モデル)の理解がいかに大切かということを感じています。コミュニケーションや共感により見えない部分を尊重できる自分になっていきたいです。


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