宮崎県人権啓発推進協議会委託事業 後援:宮崎県教育委員会、宮崎市教育委員会
多くの方にご参加いただきありがとうございました!!リアルで心に迫る作品でした。
ADHDの一見してはわかりにくい特性や困り感、家族や周囲との葛藤が映画の中でとてもリアルに表現してありました。
リアルであるが故に突き刺さる場面もあり、理解のない言葉や態度がこんなにもダメージを与えるのだということを再認識しました。
そして、当事者の願いや心からの訴えが胸を打ちました。
二人がため息のようにつぶやいた共通した「言葉」。
ジュリの絵馬に込められた願い。
涙があふれて止まらなくなりました。
診断名や障害者手帳で区分することのできない複雑な困り感を抱えている事、家族や周囲の方も葛藤や悩みを抱えている事、理解者に出逢うことの大切さ。
大事なことが沢山描かれている作品でした。
アフタートークでは、監督がこの作品を作るきっかけとなった実体験や、映画のタイトルへの想いなど直接お話を聴くことができて大変有意義な時間でした。
お申込み時に寄せられた質問や、会場の参加者からの感想や質問の声も次々と寄せられました
ひとつひとつに監督が丁寧に応えて下さり、アフタートークも濃い貴重な時間となりました。
参加された方にとっての、ヒントや気付きに繋がったり、昇華して前に進むことのできる原動力となったならば、とても嬉しいです!
今回の上映会は、オープンチャットに寄せられていた映画の情報から予告編を見たことが始まりです。
情報を提供してくれた宮崎の活動仲間、北監督、宮崎キネマ館様、等関わってくださった全ての方に心より感謝申し上げます。
宮崎にお越しくださった北監督ありがとうございました
アンケートに寄せられた言葉を一部ご紹介します
映画の感想
・当事者のつらさは勿論 家族・周囲も色々と悩み、つらさがあると改めて感じた。この世の中がもっと寛容な社会になるといいなと思った。
・1人の寄り添う人がいることで、苦しみが軽くなる事や、自分の存在意識について考え、自分らしく生きることのステキさを実感しました。
・当事者を取り巻く家族や友人たちが日常に近い本音の言葉を発しているのが新鮮でした。家族が理解してくれないことが多い辛い場面も多かったのですがそれは社会が理解していない背景に基づくのだと思います。
・本人の良さを伸ばしていけるようにサポートしていける人でありたい。本人が自分の事を自分で決めていける事は大切。いろんな人が生きやすい社会が大切と改めて思った。
・絵馬に書かれている言葉にとってもグッときました。ありがとうございました。
・とっても心に残る作品で現実を見直す機会でした。
・本当に見にきてよかったです 心がふるえました。
・親の気持ちがすごくわかりそれが映画になりとても素晴らしい映画でした。ありがとうございました。
・客観的に観ることで、リアルに理解することが出来ました。(子供側、大人側、他人のそれぞれの気持ち)
アフタートークについて
・来場者がそれぞれに思いを抱いて鑑賞されたことが分かった。
・この映画を作られた思いを深く知れてよかった。
・監督からこの映画製作の背景やご自分の歴史をお聴きし、リアルな表現の持つ説得力に納得しました。
・ノルマルというタイトルにしたことや監修を入れなかった事、啓蒙のための映画ではないことなどを監督本人から話を伺うことが出来てよかったです。
・会場の声などきけて奥の深いアフタートークと思いました。
・かんとくの話がきけてよかったです。
・北宗羽介監督の想いがきけるのがまた、心に残り良かった。監督自身の経験を生かしていて、本当に心に刺さるものがありました。
・この作品ができた経緯を知ることが出来て、改めてこの映画の良さが伝わりました。
・当初 上映会だけでよいと思っていましたが、この映画の企画の意図が分かり理解が深まりました。
私もタイトルの「ノルマル」に疑問をいただいていたのでそれを知ることが出来て良かったです。